2014年12月13日土曜日

土足で上がり込まれた日

 今年の3月の出来事なのですが、
流しのディスポーザーが詰まりました。
ディスポーザーなんて、アメリカに来るまで知りませんでした。
流しの近くにスイッチがあり、
これをONにすると
ゴゴゴゴゴーーーー!!!!っと、
ものすごく大きな音をたてて、動く装置があります。
使い方を知らない私は、夫のマネをして、
卵の殻、野菜の皮やら、食べ残しのご飯、麺類、と
ありとあらゆるものを流していたら、
ついに、その時が来てしまいました。

水が流れなくなり、逆戻りしてきて、
流しが汚い水でいっぱいになってしまいました。
夫に連絡を取り、修理の手配をしてもらいました。

トイレのスッポンを持った年配のおじさんが来ました。
おじさんも、流しの状況を見て
トイレのスッポンでは対処しきれないと察し、
修理の専門業者を呼ぶことになりました。
スッポンを持ったおじさんはアパートのオーナーだったのです。

修理の業者さんは恰幅のいい黒人の、、、
おじさんなのか、若いのか、
黒人の人って年齢が見た目ではよくわかりません。
ニコニコした愛想のいい人でした。

うちに入るなり、既に汗だくで、私に
キッチンタオル(キッチンペーパーのこと)はないかと、聞いてきます。
キッチンペーパーをロールごと渡すと
豪快にスルスルっと慣れた手つきでちぎり、
顔中の汗を拭きます。
そんなに汗っかきなら、ハンカチくらい持ち歩けばいいのに、
と内心思う。
後で夫に聞いたら、
アメリカ人はハンカチなんて持ち歩かないよ、とのこと。

時間はかかりましたが、無事に修理してもらうことができました。

アメリカ人って、ほんとに人のうちに土足で上がり込んできます。
トイレのスッポンを持ったアパートのオーナーも、
ディスポーザーの修理の人も、
「靴で入ってもいいか」
なんて確認することもなく、当然のように、なんの躊躇もなく
ズカズカと!
アメリカ人は家の中でも靴を履くことは知ってますけど、
心の中ではなく実際に家の中を土足で上がり込まれると、
ビックリと同時に、
だよね、という心境と、複雑な思いにかられます。

私の家では、玄関という境目はないのですが、
一応、ドア付近で靴を脱ぐようにしています。


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