2015年3月29日日曜日

ショッキングな出来事

※今日は長文です。お時間のあるときにお読みくださいませ。

ストレスになっていることや、
気になって眠れないことがあるとき、
そのことを書き出してみると、
気持ちが安らかになって、
苦しい気持ちが和らぐということを
どこかで読んだことがあります。

これ、私、中学生のときに自分で実践していました。
中学生のときは、この情報を知っていたわけではなく、
自分の中のモヤモヤした感情がいったい何なのか
確かめるために紙に書きだしたことがあります。

確かにこれをすると、
気持ちの整理ができて、
いったい何を解決すれば、自分が気持ちよくいられるのかが、はっきりしたことを覚えています。

今、まさに私は行き場のないモヤモヤを抱えています。
今日、とてもショッキングな出来事があったからです。
だからこの場を借りて、ここに書き出そうと思います。
これ、昨日の引き続きの話になります。

もったいぶるのは嫌いなので、
まず何があったかというと、
昨日は大丈夫だったのですが、
今日の消火の段階で
火事と間違われて上の階の人に通報されてしまいました。
Smokerの話です。

午前中、スーパーに買い物に行っていました。
家に帰ってくると消防車が止まっていて、
その時点で私の頭の中には何も思い当たるふしがなく、いつも通り。
駐車し終わると、
いつもは荷物を持って、子供たちを車から降ろして、
みんな一緒に家まで行くのに、
夫は1人だけ、急ぐように家に行きました。
あれ?変だなと思いながら、
私は子供たちを連れて、家のドア付近までくると、
とても悪い予感がしました。
長いホースが見えてきました。
うちの方。
夫と誰かの話声が聞こえてきました。
悪い予感は的中。
ハンマーとホースを持った消防隊員が1人います。

ドアをこじあけて家の中まで入っていたようです。

えー!うそーうそーうそでしょ~、と。
と、そこに隣の人が出てきました。
(私はあまりのショックに会話の内容をはっきり覚えていないのですが)
どうやらアラームが鳴ったそうです。
そして近所の誰かが消防署に電話をしたそうです。
通報したと思われる上の階の人が降りてきました。
私はもう、ビックリとショックが大きすぎて、
つたない英語で
「昨日smokerを使ってたんです」と説明していると、
夫が来て(私はホッとする)みんなに説明してくれました。

今日の朝、
夫は、買ったばかりのSmokerをバネッサ(夫の妹)にあげようかな、と話していました。
思ってたよりも使い勝手が悪いから、
これはちょっともういい、
みたいなことを話していました。
そして、朝になった時点でもまだsmokerは熱があって、
触れる程度だけど熱いと。
そう、まだ完全に消火したわけではなかったようです。

そして、買い物に行くとき、
(今日は私が車を運転していいと言われていたので、
私はSmokerのことよりも自分が車を運転してスーパーまで行くということで頭がいっぱいに)
夫は妹と電話して話をつけて
全部いっぺんには持っていけないので
フタの部分だけを先に運ぶことにしたようです。
子供たちをチャイルドシートにのせ、私は運転席に乗っていると、
夫はどうやら、残りの灰に水をかけてきたようです。
ふたをはずした状態のまま。

その結果、こんな大参事になることになったのです。
私がショックなこと(ショックランキング)
1位 通報されたこと。
2位 ドアを壊されたこと。
3位 近所の人たちに迷惑をかけたこと。

ショックも冷めやらぬ中、子供たちは買ってきたお菓子を
開けてくれと、せがまれ、
「ちょっと今そんな気分じゃないの」と言いつつもお菓子をあげて、
でもまだ頭の中は信じられない気持ちでいっぱいで茫然としている中、
夫は昨日の夜に焼きあがった豚肉を小さく切り分けたものを
容器につめて、バーベキューソースも別の容器に入れて、
夫「上の人(通報した人)がかわいそう」と言い、
それを持っていきました。
迷惑かけて驚かせてしまい、ごめんなさいと言い、渡したことでしょう。

そうそう、うちに帰ってきた直後、
近所の野次馬たちもうちの方をみんな見ていました。
私は恥ずかしい気持ちでいっぱいになっている中、
夫はベランダから身を乗り出し、
(たぶん日本語にすることこんな感じ)
「おーい、みんな、昨日smokerで肉と魚を焼いてただけなんだよ。
だから大丈夫。みんな安心して、ごめんね」
と大きな声で野次馬たちに叫んでいました。

私はただただ関心するばかり。
私はただ自分ばかりがショックを受けている状態だけど、
よく考えたら、
近隣の人たちはもっとショックだったろうな、というか怖かっただろうな、と。
そんなことにいち早く気づいて
肉のおすそ分けを持って行ったり、
近所の人たちに叫んでたりする夫はスゴイなと気づきました。
それもだいぶ時間が経ってから。

あまりにショックだったもので、
私は夫との会話(といってもそんなにしていない)にこのことを出さずにいました。
もうなかったことにしたい、触れずにいたい、そんな感情から。
でも夫は夜になって、ボソッと
「うちにいないといけなかったね。
煙が全部消えるまで家にいないといけなかった」
と反省の言葉を口にしていました。

ふと、こんな内容ブログに書いていいものだろうか、と思い、
夫に聞いてみました。
私「今日のことブログに書いてもいい?」
夫「いいよ。僕はもうフェイスブックに書いたよ」
とケロッとしています。
ちょっと、その私との温度差に驚かされつつも
許可を得たのでここに書かせてもらいました。


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6 件のコメント:

  1. そんな大変なことがあったのですね><
    でも大惨事にならずに良かったです!!!
    もし家が燃えていたら。。と考えると。。
    そして旦那様の冷静な判断と行動力素敵です!!!
    アメリカ人の人って、"あらら〜ごめんね〜"ってすごくフレンドリーに切り替えたりと、すごく堂々としていますよね、かっこいい!

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    返信
    1. markaoriiiさん、ありがとうございます。
      ほんと大参事にならなくて良かったです。
      ふだんはあまりI'm sorryを言わない夫ですが、
      この日ばかりは言っていました。

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  2. 大丈夫ですか?そんな事があったら誰でも疲れますよね!そんな中旦那様の行動はすごく立派ですね。お子さん達もびっくりだったと思います。そんな中でのお子さん達の行動はお母さんに元気を取り戻して欲しかったのかなと思いました。ステキなご家族ですね!
    何もしてあげられませんが、少しでも力になれれば幸いです。
    あい。

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    返信
    1. あいさん、ありがとうございます。
      ステキだなんてとんでもないです。子供たちはただ単にお菓子が欲しかっただけです(笑)空気が読めないこどもたちですから。
      コメントくださるだけで少し励みになります。ありがとうございました。

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  3. 大丈夫ですか?実際に火事になったわけでもないですからあまり気にせずに。。。
    アメリカって日本と違って日々、いろんな事が起きますから大丈夫ですよ~。
    我が家もいきなり火災報知器が鳴ったかと思いきやいきなり止まったりと。。。
    (特にキッチンで何かしてた時でもなくいきなり鳴ったり)
    そして、旦那さん頼もしいですね!!
    しかし、アメリカ人ってsmokerとか外でのBQQ好きですね。
    アパートメント内のテラスにグリルマシーンがありますが、
    2人とも日本人の私たちはまだ外でBQQしたことないです。

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    返信
    1. milyさん、ありがとうございます。
      そうですよね、あまり気にしないようにします。
      グリルマシーンがあるなんていいですね。ほんとアメリカ人は野外で食べるのが好きですよねー。私も思います。

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