アメリカで何度か子供の日本のパスポートの写真を撮っているのですが、思わぬ落とし穴があったので紹介します。
写真サイズですがUSパスポート用でOKなんです。日本領事館でもそのように案内がありました。
結論から書くと、写真を撮ってくれる人に
「これは日本用のパスポート写真だから笑顔はダメ、歯が見えていない方がいい」
と伝えなければいけませんでした。
それか、撮った写真を選ばせてとお願いしなければいけませんでした。
その前に、こどもに笑ってはダメとよーく言って聞かせておけば良かった。
今回私はUSPSで写真を撮ってもらったのですが、「Passport photo」とお願いして撮ってもらったのです。サイズは同じなので。
間違いなく、アメリカのパスポート用の写真だと思って撮ってくれているので、何枚か撮った中でもすごくいい笑顔の写真を選ばれてしまいました😰。
これまでにもアメリカのパスポート写真はだいたい笑顔で撮っているんです。
で、今回撮った二女の写真。
ものすごい笑顔だったので、、、、
数日考えて、悩んだあげく、
取り直してもらうことにしたんです。
シアトルの日本領事館まで片道、車で2時間半かけて夫に運転してもらうので、なんとか一度で申請を済ませたいと思い、
その写真がこれ。右が取り直した写真なんですが、運悪くなんかピンぼけ。でも15ドル払って(トータルで30ドルになっちゃったけど)USPSの人に撮ってもらったので大丈夫だろうと、日本領事館に持っていきました。
両方見せて日本領事館の受付で聞いてみると、
「こどもの場合はゆるめではあるんですが、
やはり、笑ってる写真よりも撮り直した方の写真がいいです」と言われたんですが、
ちょっとピンぼけだから、機械が読み込まなかったら、再度写真を郵送で送ってもらわないといけなくなるかも、と言われました。
ここで、わかったのは、
- こどもはゆるめ※(表情などのことを言っていると思われます※後半に解説あり↓)
- もし写真が却下となった場合は郵送で送ればいいということ。
- ピンぼけ写真は機械が読み込めば大丈夫ということ。
2、3日中に連絡があれば、写真を撮り直して送ってください、ということでしたが、連絡はきませんでした😄。
ピンぼけがダメだったら、こっち(笑顔の方)でも試してみてくださいと、半ば無理やり両方の写真を受付の方に渡してきたんですが、どちらの写真が使われたかはまだわかりません。(まだパスポート受け取りに行っていないのでわかった時点でこちらで報告します)
子供がやりがちなパスポート写真NGの場合の例
写真のNG例の一部を取り上げてで注意点をおさらいすると、(不適当な写真の例のPDF)外務省のサイトから
傾いている
横を向いている
口角があがっている
位置が偏っている
帽子やヘアバンドで顔が隠れている
(このサンプルの写真はぜんぜん大丈夫なように見えるのですがNG例です)
装飾品で目、耳、鼻、唇が隠れている
カツラ(ウィッグ)などにより実際の容姿や雰囲気が変わるもの
タートルネック、パーカーのフード、衣服などにより顎一部が隠れているもの
顔の輪郭が隠れるもの
髪が目にかかっているもの
ピンぼけや手ぶれにより不明瞭なもの
てかりやムラがあるもの
※実際は・・・
とは書いてあるものの過去のうちのこどもたちのパスポート写真を見ると
ゆるめである、という意味がわかってきました。
多少は許してもらえるという例ですが、実際は人の判断だけではなく、機械を通すので機械の判断も却下になるかどうかの判断になります。
却下となった場合も、郵送で送ればいいのでその点は安心できました。
なにせ、シアトルまで2時間半もかかり、自分で運転していければいいんですが、私にはハードルが高すぎて無理なので。
アメリカで子供のパスポート写真を撮る際の参考にしてください。
後日追記
パスポートを受け取りに行ってきました。
使われていたのはこちらのちょっとピンぼけだと言われた方の写真でした。