2024年12月19日木曜日

料理嫌いのアメリカ在住ズボラ主婦(46)のコロッケにまつわるエトセトラ

先日コロッケを作ったのですが、

なぜ、コロッケなどという面倒な料理をしようと思ったのかというと

コロッケを作った理由

  • コロッケの作り方のユーチューブを見た。
  • 使わないといけない揚げ油があった。

ユーチューブでコロッケの作り方を見た。

料理嫌いではあるものの、46年も生きていて専業主婦をやっていれば数える程度ではありますが、コロッケは作ったことがあります。

何度作っても「これは完璧だ!」となるような納得するコロッケを作ったことはまだありません。料理人の人がどうやってコロッケを作るのかユーチューブ動画を見てみたくなりました。のちほどそのユーチューブ動画を紹介します。

それを実践してみたくなったのと、

夫が一度だけ使った揚げ油があった。

夫から「あとでまた使うから」と言われて、そうなのかと思ってそのままにしておいたら何日も何日もずっと永遠にいつになっても使わないということは過去に何度もあったので、私が使わないとまた放置されてしまうという懸念がありました。

それもコロッケを作ろうという意欲が湧く後押しをしました。油はあともう一回使って捨てようと思ったので。

コロッケは理由がないとなかなか作ろうという気がおきません。

コロッケを作らないといけない条件が2つ以上あることが必要になります。

この他にはただ単に「コロッケが食べたい」という欲望があることでも作ろうという気持ちになることがあります。


今の季節は外を冷蔵庫として利用できる

前日のうちにコロッケの中身は作っておきました。

今は外が寒いので外を冷蔵庫代わりに利用していて、コロッケの中身(じゃがいもをマッシュして味付けしたもの)を鍋ごと外に置いて冷やしておきました。

今回は肉を入れずに(無かったので)、じゃがいもと、玉ねぎと冷蔵庫に余ってた野菜を入れました。

その他にも普段は、作った味噌汁やスープ、オートミール(作り置きしておくと楽なので)、その他にも作った料理はなんでも鍋ごと外に出しています。

冷蔵庫の中に入れるとなると、鍋は大きすぎるので容器に移してから入れないといけないのでその手間が省けるという点で外を冷蔵庫として利用するのは便利です。

見た動画の中ではコロッケの中身はキンキンに冷やしておいたほうがいいそうです。そのように前日から仕込んでおくお店もあると言っていました。

冷やしておいた方が油で揚げるときに崩れないそうです。


関係ないのですが、この日の前日の夜は外は荒れ模様で風が強く、鍋のフタが飛ばされないか少し心配になるほどでした。

夜は停電もありました。天候が荒れると停電になるという傾向があるようです、ここ最近。

先月、日本に一時帰国してアメリカに帰るときカナダのバンクーバーで乗り換えしたのですが、その乗り換えの飛行機に乗るときの気温差に本当に驚いたのです。「まるで冷蔵庫の中みたい」と思ったのがこの外を冷蔵庫として利用する発想になったきっかけです。

ワシントン州の自宅に到着しても外は冷蔵庫の中にいるみたいだと思った体感温度に変わりはありませんでした。日本は暖かかった。


コロッケ作り当日は丸める作業からスタート

冷やしておいたコロッケの中身を丸めて形を作って冷蔵庫にスタンバイさせておきます。

面倒なコロッケ作りですが、前日から用意しておくと当日の作業は楽。

丸める、卵をとく(卵は白身を切るように白身のどろっとしたかたまりをなくすのがコツだそうです)、小麦粉とパン粉を広げておく。

揚げ油の準備。それだけ。

でも、実際にここまで準備が整うと

気持ち的には戦闘モードに入ります。

ここで油の温めも同時にスタートしておきます。

うちのレンジはIHのような見た目の電気コンロなのであたたまるまでにかなり時間がかかります。

油の沸くフツフツという音が聞こえてきたので温度計ではかってみるとまだ120度くらいでした。

よく菜箸を入れて泡がブクブクと上がってくればOKといわれていますが、それで何度も失敗しているのでやっぱり温度計は確実だと思います。


アメリカにもパン粉は売ってる

パン粉はウォールマートに行ったときにたまたま見つけて買っておきました。

パン粉はハンバーグを作るときにも使うので買っておいて良かったです。

パン粉がうちにないときは、パンを粉々にして(ミキサーとかで砕いて)自分で作ったりもしたことがあったのですが、

コロッケを作るときは、やっぱり市販のパン粉のほうが上手くできるような気がします。

コロッケって今までに数えるほどしか作ったことないのですが、あまり上手にできた試しがない。


できれば作りたくないコロッケ

コロッケって、本当に作りたくない。

日本に住んでいたら、できたコロッケが売ってるので自分で作ろうなんて発想にはならないです。

できれば作りたくないと思ってるので、

いざ作ろうと思うと、まるで戦闘態勢に入るような心持ちになります。

小麦粉、溶き卵、パン粉を並べて、さあ作るぞと心構えをします。

見たユーチューブでは、

(ここらへんでその参考にしたコロッケ作りの動画を紹介します。こちら↓最初のトークから面白いです。昭和生まれの人にはわかる内容です。)



片手で溶き卵にくぐらせて

もう片方の手でパン粉をつける。

そうすればパン粉の入れ物はベタベタにならず、手に、ドロドロとした衣がまとわりつかない

溶き卵をくぐらせる作業と、パン粉を着ける作業は片手で行うのがポイントだそう。

そして、揚げてる最中は揚げることだけに集中する。

揚げる作業に入る前に、丸めたコロッケの中身にパン粉をつけるところまで完了させておきました。

以前、揚げながら衣を着ける作業を並行してやったことがあるのですが、落ち着いて揚げられずに気持ちがあせってしまってうまく作れなかったことがあります。

平穏な心でないと揚げ物は失敗するとその時思いました。


コロッケ作りの一番の難関

コロッケ作りの工程の中で一番の難関は油で揚げる作業だと個人的に思います。

過去の失敗もふまえて、今回はちゃんと温度計で油の温度もはかりました。170度。

170度になった油の中にパン粉をつけたコロッケを投入していきます。

ここが一番緊張するところです。

投入から3から4分。色合いを見て取り出します。

準備万端で挑んだコロッケ作り、今回は今まで一番うまく揚げれたように思います。


私の致命的落ち度

贅沢をいえば、揚げ物バットという油切りする道具があればよかった。

揚げ物はできればしたくないので、道具も持っていません。

どうせ買ってもそんなに使わないだろうと、買う気もおきないからです。

重ねたキッチンペーパーの上に置いたのですが、ちゃんと揚げ物用の道具もそろえたいなとアラフィフになって今更ながらに思いました。今から買っても使うのはせいぜいあと20年〜30年くらいでしょうか?80を超えてもコロッケを作るのか?(自問自答)

20代、30代で買っておけばもっと長く使えていたことでしょう。46才でまだ買っていない。

コロッケにかけるソース

日本ならブルドックソースとか、とんかつソースとかコロッケに合う美味しいソースが色々とあるのですが、アメリカには無いので代わりになるソースの候補をいくつか紹介します。


LEA & PERRINSのウスターソース(“ウォしゃしゃー”みたいな発音の仕方をします)

「アメリカのウスターソース」(←以前私の別のブログで紹介したことがあります)



バーベキューソース

肉にかけるソースですが、ソース自体が美味しいので何にかけても美味しくなります。

以前、別のブログでお好み焼きにかけて食べるのを紹介したことがあります。

「お好み焼きソースの代用にバーベキューソースの提案」


ジャパニーズバーベキューソース

コストコに売っています。

これも以前ブログで紹介したことがあります。

「ばあちゃんず ジャパニーズ バーベキューソースをレビュー!」

生姜の味がきいてるソースで、コロッケにも合いました。


あとは、醤油という手もあります。

これらは完全に好みによると思います。


いつのまにか名物に

私の育った静岡県三島市は、いつの間にかコロッケが名物となっていました。

私が子供の頃には「ご当地グルメ」なんて存在していなかったと記憶しています。

「みしまコロッケ」といい、三島市の中のいろいろなお店で売られています。

私も、先月日本へ一時帰国したときに三島駅近くの居酒屋風なお寿司屋さんぽいお店に入って

「三島丼」と「みしまコロッケ」を注文して食べました。

私の父も言っていましたが「みしまコロッケ」といっても普通のコロッケと同じ。

写真は三島丼。

コロッケの写真は撮らなかったのですが、普通のコロッケでした。

三島で採れたじゃがいもで作っているという特徴があるようです。




コロッケにまつわる脈絡のない私のおしゃべりにおつきあいいただきありがとうございます。

楽天でも売られてました!↓


みしまコロッケ 40g 8個入り



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2024年12月6日金曜日

2年ぶりの日本への一時帰国(子どもたちは11年ぶり)

 2年ぶりに日本へ行ってきました。

2年前は一人だったのが、今回は子どもも連れて帰りました。

子どもたちのうち上二人は日本に最後に来たときの記憶はほとんどないので初めてと言ってもいいくらい。

一番下の次女は本当に初めての日本でした。

写真は実家の窓から見える富士山。

富士山なんて、子供の頃は毎日嫌でも視界に入ってくるただのでかい山っていうつまらない存在だったのが、

日本を離れて、久しぶりに見ると貫禄があって存在感のある山だなあと真逆の感想に変わり、日本にいる間はずっと毎日チェックして雲で隠れてないか気にしてしまうほどでした。

私が子どもの頃に着た着物がまだあって、

6歳の次女に着せてみたらピッタリでした。

他にも亡くなった母の着物などもまだあって、父は「捨てないと」と言っていました。

捨てないといけないものが着物以外にもタンスなどの家財道具がいくつかあるようです。

まだ父も元気なので、「元気なうちに処分しないといけない」と言いますが、

次実家に帰ったときにはもう無いのかと思うとなんかさみしい気もします。

モデルのようにポーズをとる次女。

可笑しい。

うちの実家も、借地権付きであと23年らしいです。

その頃には父は100歳。

父があと何年元気でいられるか、実家も永遠に存在するわけではないという厳しい現実を突きつけられている気がします。

遅くても23年後にはもう私は日本に帰る場所がなくなります。


母のために建てたお墓にくるのもこれで2回目。

日本に住んでたらもっと頻繁にきていたことでしょう。

なんでアメリカに引っ越したんだ私、と自問自答して、今になって後悔してももう遅い。

お金に余裕があればもっと頻繁に日本に帰ってこれたのにとも思いますが、過ぎた年月はもう取り戻せません。

この帰省中に次女の誕生日がありました。

アメリカにいるといつも手作りするケーキですが、日本には美味しいケーキ屋があるのでその必要もありません。

ずっと食べたかったモンブランを今回の帰省中に全部で3個も食べて満足できました。

前回きたときは2週間だけだったのですが、今回は11月4日から25日までと、たっぷり日本を満喫してこれました。

古い友人たちとも会えました。

アメリカには友達ゼロなので、日本にはちゃんと友達がいるんだと子どもたちにも知ってもらえたことでしょう。

小学校時代からの友達には約20年ぶりに感動の再会となりました。


今回の帰省は夫が独断で決めたことでした。
最初は、なんで11月に?子どもたちの学校はどうするの?
と反感がありましたが

結果私は友達にも会えて、不動産の売却時期とも重なり良かったことづくめでした。
(不動産売却については「海外在住者が日本の不動産を売却した経験について」でも詳しく書いています)

子どもたちは日本のいろんな観光名所、娯楽施設などにも行ったり回転寿司やたこ焼き、ラーメンなども堪能できて良い思い出になりました。


お墓参りをしていて、私は死んだらどこのお墓に入るんだろうと、、、将来はどこにいるんだろうと、、、アメリアに来たことが悔やまれてきました。

将来、子どもが巣立ったら日本に帰りたいという気持ちが芽生えてきました。

海外に住む日本人の将来の悩み“あるある”かもしれません。



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2024年11月28日木曜日

海外在住者が三為契約で日本の不動産を売却した経験

 あまり聞き慣れない「三為契約(さんためけいやく)」について、経験した目線で書こうと思います。

「三為契約」の言葉の意味を調べればネット上に丁寧に解説されたものが多く出てきますが、実際にその方法で自分の不動産を売った側の経験から思ったことを書いていきます。

三為契約は私の場合は実際にこのような形で行われました。

私が所有している不動産を買いたいと言ってくるのは不動産屋Bです。

ところが不動産屋Bは私の不動産(マンションの一室)をリフォームして更に高値を付けて別の人に販売します。

私はその不動産屋Bが見つけてきた購入者と直接売買契約を交わすことになります。

それによって不動産屋Bは販売利益を得るだけでなく節税対策もできることになります。

ただし、期限までに購入者を見つけられない場合は販売利益と節税メリットを受けることなく私から買い取らなければならないというリスクがあります。

簡単に言うと、三為契約は不動産屋Bのメリット(販売利益と節税)のために行われる不動産売買の契約形式といっていいのではないかと思います。

私や購入者、不動産屋Aにはなんのメリットもありません。

メリットがあるとすれば、売却後の不動産物件の不具合の対応を私はしなくても済むということくらい。

これはあくまで実際に売った私側の意見です。


実際の売買契約書とスケージュール

私は、不動産屋Aから「売買契約は私と不動産屋Bが見つけてきた購入者と直接交わすことになる」と聞いていました。

ところが、実際に8月に交わした売買契約書は私と不動産屋Aと不動産屋Bの名前が書かれた契約書でした。

8月にそのような売買契約を交わし、不動産屋Bはその契約を交わした後3ヶ月間のあいだにリフォームと購入者探しをします。

私はその間、期限までいつ決まるかわからない購入者を待ちます。

私の場合、海外在住で日本領事館へ出向いて必要書類を揃えなくてはならない上に、日本への渡航予定が決まっていたため、なるべく早く準備を整えたかったのですが、不動産屋からは購入者が決まらないと書類の準備ができないと言われ、当初かなり焦りました。

(↑こんな感じのスケジュールでした)

日本領事館の予約(在留証明や署名証明のための)はかなり前(一ヶ月くらい前)から入れておかないと取りづらいという状況でした。

購入者が決まらないと書類の準備ができないと言われていた書類はどんなものかというと、購入者名を記入する必要のある書類だったのですが、結局、諸事情により購入者名は未記入のまま日本領事館に書類を持っていくことになったのです。

念の為、「諸事情により購入者名(登記原因証明情報の権利者の部分)は空欄のままですが〜」と書かれた司法書士からのメールの文面をプリントして領事館へ持って行きました。

領事館では未記入の部分にはふれられず無事にすべての必要書類をそろえることができました。

不動産屋Aが言った「私と購入者(不動産屋Bが見つけてくる購入者)が直接契約を交わすことになる」、の真意は売買契約書のことではなく、司法書士が用意する“所有権移転の委任状”と“登記原因証明情報”に書く必要のある“権利者”欄の氏名のことを指していたのだと後になって気づきました。


「公証役場」という存在

さらに、あとで調べてわかったことなのですが、在留証明があれば署名証明は日本でも公証役場へ行けば入手できるということもわかりました。

(電話で公証役場に問い合わせたところ、在留証明の他にパスポート、免許証も必要と言われました。)

私はそのことを当初知らずに、かなり焦って不動産屋に「早く書類が必要です、直接司法書士と話させてください」という手荒な要求をしてしまったのですが、あとから考えると先に領事館で在留証明だけを入手しておいて、日本に到着後に公証役場で署名証明を取得することも可能でした。

はじめから公証役場の存在を知っていれば焦ることもなかったはず。

公証役場は日本全国にあるので、海外在住者で日本で署名証明が必要になったときは事前に必要な書類を確認の上でご利用ください。


海外在住者が三為契約をすると…

このようなヤキモキする切羽詰まった心境にもならざるをえなかったので、三為契約にはあまり良い印象を持っていません。

とはいえ、三為契約によって3ヶ月先にはなるものの自分の売却したい物件を購入してくれるという業者がわりとすぐに現れてくれたのはラッキーだったのかもしれません。

私の場合はたまたま引き渡しの時期に日本渡航の予定ができてしまったのでこんなバタバタになってしまいました。

それによって銀行関係書類(住宅ローン繰り上げ返済依頼書や司法書士の委任状)のやりとりはスピーディーにできたという良い点はありました。

もし、日本にいなくて海外で銀行関係の書類をやりとりしなくていけなかったとしたら、かなり時間に余裕をもって準備をしなくてはいけなかったと思います。

私が住宅ローンを組んでいた銀行は、郵送物は日本国内の住所にしか送ってくれなかったので、ローンの返済予定などが書かれた手紙類は日本の実家からアメリカへ送ってもらっていました。
なので、今回の繰り上げ返済のときも同様に、日本の実家を通してでしか書類のやりとりはできなかったので、このタイミングで日本へ一時帰国していたのは偶然だったとはいえ良かったです。

もし、これから海外在住で日本の不動産を売却するという方がいましたら、参考までに前回の私のブログ「海外在住者が日本の不動産を売却した経験について」も御覧ください。


2024年11月27日水曜日

海外在住者が日本の不動産を売却した経験について

 無知で無能なまったくの素人の海外在住者が日本で所有している不動産を売却するために必要な手続きを実体験に基づいて紹介しようと思います。

私はこの11月に30歳頃に日本で購入した不動産(マンションの一室)を売却しました。

所有していたのは2008年から今年2024年の約16年間。

売却がこんなにも大変だったなんてとつくづく思ったので苦労したことと、必要だった書類などを紹介します。

1)海外在住者が日本の不動産を売却するときに知っておくべき知識

まず私を苦しめたのは源泉徴収税です。

まったく無知だった私は不動産屋から売却の見積もりをとったときに提示された金額を見て、

「これなら住宅ローンを完済できるから売ろう」と即決しました。

ところが、そのあとで海外在住者には源泉徴収税が10.21%も課税されて受け取れる金額は売却金額の89.79%だけという事実を知ります。

そうすると私の場合、ほぼプラスマイナスゼロくらいになりました。まったく青天の霹靂の心境でした。無知だった私が悪いのですが。。。


2)必要書類

これは人によって違うかもしれませんが、私が必要だった書類を紹介します。

  • 登記識別情報通知(購入時に入手するものです)
  • 建設住宅性能評価書(購入時に入手するものです)
  • 設計住宅性能評価書(購入時に入手するものです)
  • 区分所有者変更届(不動産屋が用意してくれました) 

この4つは事前にアメリカから日本の不動産屋へUSPSからPriority Mail Internationalで送付しました(送料は45ドル近くかかって高かったです)。

このほかに

  • (売却する年の)固定資産税課税明細書

これは毎年送られてくるものなのですが、私はアメリカ国内で住所変更したときに市税事務所の方に住所変更の連絡をしていなかったので受け取れておらず、持っていなかったのですが、不動産屋の方で代わりに入手してもらうことができました。

そしてさらに司法書士の方ともやりとりをしなければなりません。司法書士は不動産屋から紹介していただきました。司法書士の方に用意してもうらう書類には署名証明と在留証明が必要になるので、日本領事館に行かなければなりません。以下の書類を用意する必要がありました。

  • 在留証明書(提出先は法務局と記入しました)
  • 住所移転についての上申書(アメリカ国内での住所変更を法務局に届け出ていなかったので必要でした)
  • 住所変更登記の委任状
  • 抵当権抹消登記の委任状
  • 所有権移転登記の委任状
  • 登記原因証明情報
  • 国内連絡先がない旨の上申書(令和6年4月からの制度変更のために必要になったそうです)

上記の在留証明書以外の上申書と委任状は司法書士の方が用意してくれる書類なのですが、これらにはすべて署名証明が必要でした。

領事館へ予約を入れて入手してきました。全部で81ドルかかりました。大きな出費でした。


署名証明は、それぞれの書類と二枚重ねになっていて、左上を糊で止められています。

そのめくった部分に領事館の印鑑が押されています。これを「割印」と表現するようです。

1枚目のそれぞれの書類には拇印が2箇所押すところがあります。これも領事館の窓口で行います。






さらに売却前に必要だったのは銀行関係書類です。

  • 繰り上げ返済依頼書
  • 委任状(司法書士名を書きます)

ここでは銀行登録印が必要でした。

ここでも落とし穴がありました。これらの書類は銀行が用意してくれるのですが、アメリカ国内で引っ越しをしたときに住所変更を銀行に届け出ていなかったので、現在の住所と銀行が把握している私の住所に相違がありました。

銀行は繰り上げ返済依頼書の記入の仕方として記入例を用意してくれてありました。その記入例には私がアメリカに引っ越した当初のカリフォルニアの住所が記載されてありましたが、私は現在の自分の住所を書いて送ったところ、カリフォルニアの古い住所を書かなければいけないと言われ、再度修正して送り直さなければなりませんでした。

委任状も同様で古い住所を書く必要があり修正して再度送り直しました。

これらの書類のやり取りは海外在住だと日本と郵送でのやりとりが発生してくるので時間のかかる作業になります。


3)帰国の必要があるのか?

不動産屋からは帰国の必要はありませんと言われていました。実際に必要なかったと思います。

ところが、私の場合、全然帰国するつもりはなかったのですが、夫の突発的な発案によって(全然この売却とは関係なく)日本に行くことなりました。なんという偶然なのでしょう!

結果、帰国していて良かったということがありました。

まず、銀行の書類は住宅ローン完済予定日の10日前くらいに実家の方へ届きました。(銀行は国内の住所へしか郵送物を送ってくれません)

先程も書きましたが、私がアメリカ国内での住所変更を銀行に届け出ていなかったために住所の相違があり、書類を修正して再送する必要があったため、急いで(完済予定日の2日前までに銀行に到着しなければならなかったので)レターパックを使って送り直したという経緯があったので、帰国していて良かったということになります。

当初の予定では、私の印鑑(銀行登録印)を実家へ送付して、実家の父に繰り上げ返済依頼書と委任状を代筆してもらう予定でしたが、銀行が代筆をNGとしたためそれはできませんでした。それも帰国していて良かった点です。

偶然が重なり結果、帰国していて良かったことになります。

帰国はしていたものの、完済の立会などには行っておらず実際には不動産屋にも司法書士にも銀行にも行っておらず誰とも顔を合わさずに電話とメールのやりとりだけで売却を済ませることができました。

電話でのやりとりも必要だったのでやはり帰国していて良かったと思います。


次回は「三為(さんため)契約」について書こうと思います。









2024年8月24日土曜日

TikTokで動画を作る/最近見るユーチューブ

 最近TikTokの機能を使って動画を作るのを楽しんでいます。

自分の身の回りの様子を写真に撮ったり、動画にして撮ったりしたものを

TikTokが自動的につなげて一つの動画にしてくれる機能があって面白いです。

最近飼い始めたひよこの動画や、うちで飼っている犬の動画、車から眺める景色などを動画にしたのでここで紹介したいと思いました。

↓これはひよこの動画

@saeko178

♬ オリジナル楽曲 - Saeko

ひよこは、ガレージの中で飼っているのですが、大きくなったら土地の場所へ持って行って

今いる鶏たちと一緒に生活することになります。

鶏の成長は早い。

鶏は卵を産んでくれるのでとても助かります。

そして残飯などの生ゴミを食べてくれてゴミを減らすのにも役立ちます。

そして糞は堆肥にすることもできて無駄になることはありません。

田舎に住んで良かったと思うことの一つは鶏がいること。新鮮な卵が毎日食べられるのも嬉しい。


次は、犬の動画です。

@saeko178 チップとチャーリーの日常風景#犬 ♬ Nature Love - AjiMD

3匹いるうちの2匹の様子を写真にしてつなげた動画です。


次は、動画をティックトックが自動的に編集したものです。

@saeko178

チップとココの日常風景

♬ Funny - Gold-Tiger

ココ(茶色い犬)は一番年上の雌犬なのですが、いつもチップをかまっているのですが

それはなんだかいじめているようにも見えるし、遊んでいるようにも見えるし、喧嘩をしているように見えます。

なので「ココ!Be nice!」といつも声をかけています。

私は人間に対しては日本語しか出てこないのですが、犬に対しては、「come」「sit」「use bathroom」と英語が自然に出てきます。

でも、ときどき「外出たいの?」とか「出る?」とか日本語で話しかけるので、犬はその日本語の意味は理解しているようです。「出たいの?」と言うだけで犬はドアに向かって歩き出します。

こどもたちが英語で「go outside」と言ってもドアに向かって歩き出します。

犬は意外にかしこい。


次は土地と家の往復の道のりの退屈な景色を動画にしたものです。

@saeko178

超退屈😞ないつもの見慣れた景色。今日天気わる…

♬ さすらい - Tamio Okuda

なんかこういう大自然の写真には奥田民生の「さすらい」が合う気がして曲を選びました。

インスタグラムでもこの曲を使った写真を投稿したこともあります。昔から好きな歌です。


最近、国際結婚して海外暮らしをしてる日本人女性のユーチューブをいくつか見るのですが、

カメラの前で一人語りしているのですが、みんな素敵な女性ユーチューバーだなあと思ってつい引き込まれて見てしまいます。

離婚を考えている方や、すでに離婚した方、夫婦円満な方、それそれみんな違うのですが、

やっぱり、自分自身に稼ぎがあるという方は離婚している方が多いなという印象でした。

私も間違いなく自分で稼げていれば離婚してたと思うし、言葉も流暢に話せていたら旦那に依存しなくても済んだのにと思うことがよくあります。

やっぱり、言葉もできない稼ぎもない、となれば、離婚しないで我慢、我慢で自分をごまかしながらやっていくしかないんだなと思う今日此の頃です。

結婚するときには国際結婚に躊躇はまったく無かったのですが、

現実は、やっぱり日本人と結婚して普通に日本で暮らせばよかったなと後悔することもあります。

でも自分が選んだ道、自分が巻いた種なので、最後は結局自分でなんとかするしかないのです。


最近見て面白かったユーチューブチャンネルを7つ紹介します。

みんな超ステキな女性たちで話も面白くて興味深くて、引き込まれて見入ってしまいます。

イタリアの食卓 Miho's kitchen


Paradi Show



NOBI LIFE 


Sarah Adachi


Nolie France / のりふら


Braisians


女心と秋のSora。〜Sora's Life in Germany〜



みんな海外で、たのもしく、強く生きている方たちばかりで、私も頑張ろうという気持ちになりました。


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2024年8月14日水曜日

釣った魚を生で食べる/最近みた興味深いユーチューブ

先月夫と長男が大家さんの船にのせてもらって釣ってきたサーモンを冷凍保存して

いろいろな食べ方をして食べています。

(この写真の魚はサーモンです。)

刺し身、オーブンで焼いたり、生姜焼きにしてみたり。

5才の次女だけは魚アレルギーがあって食べられないのが残念。


隣に住む大家さんはまた別の日に釣りに行って、別の魚をいただきました。

そのお返しに夫がクッキーを焼いて大家さんにあげていました。クッキーをリクエストされたらしいです。

51才のオジサンが80才のおじいさんにクッキーを作っているというのはシュールな光景でした。

いただいた魚は

Spanish mackerel

英語の発音は「スパニッシュマックロゥ」と聞こえます。

長男が「スパニッシュマックロゥを生で食べる」と言うので冷凍保存してあったのを切ってあげました。

要は刺し身で食べるということで、しょうゆとわさびで食べていました。

スパニッシュマックロゥ

ネットで検索すると「サワラ」らしいです。

長男は「ジャパンではスパニッシュマックロゥの寿司が人気があるんだって」と英語で言っていました。

そうかな?と思いながら、、、

なかなか、こういう魚を生で刺し身で食べようという発想は私にはない。

刺し身ってカットされたやつしか想像できないので、釣ってきた魚を自分でカットして生で食べるというのは新鮮。

でも一度冷凍してあれば寄生虫みたいのは大丈夫らしいです。(夫の話)

それで、サーモンも生で食べてみました。サーモンの刺し身なんてこの辺ではなかなか食べれませんから、大丈夫なら食べてみようと

巻き寿司を作ってみました。

サーモンと、アボカド、クリームチーズのお寿司。

これをお店で買おうものならおそらくゆうに10ドルはすることでしょう。

手作りしかもサーモンは釣ってきたやつだからタダみたいなもの。

安上がりのご馳走。

ご飯2合炊いて酢飯を作ったんですが、

巻き寿司にするとご飯2合があっという間になくなる。


大丈夫でした、お腹は壊しませんでした。





最近、私の手はボロボロです。

オーブンの熱いところに手がぶつかってしまってヤケドを負ってしまったり

なにか、あせっていたり、急いでいたり

精神状態が安定していない状態でオーブンを使っていて

中のものを取り出そうとしたときに、

右手の人差し指の付け根を熱い場所にぶつけてしまいました。



これは治りかけている状態ですが、

同じく右手の薬指の第二関節にバイキンが入り込んでしまったようで、

腫れて化膿しました。

治るのに2週間くらいかかりました。結構長かった。

最初はただの切り傷だと思っていたのが、だんだん痛みが強くなってきて、赤く腫れてきました。

その後で膿んで大変なことになってしまいました。

ようやく治ってきたところです。


もうすぐ14歳になる長女と、今月12歳になったばかりの長男。

下の次の写真は5才の魚アレルギーをもつ次女。


最近興味深いユーチューブを見つけました。

私と同じく英語が苦手でアメリカに住んでいる日本人の方のユーチューブで、


でもその方は、仕事も見つけて働いているのですが、

アメリカに来てすぐ旦那さんからの言葉の暴力に合い、離婚されたことをユーチューブで説明されていて、

その方は50才を過ぎて息子さんと一緒にアメリカに移住してきてそれで離婚後に自分で家まで購入したそうです。

ほんとうにすごいなと思い、興味深く見させていただきました。

私もこの方と同じくアメリカ人の夫と結婚してアメリカに移住してきているので共通点があってとっても面白かったです。

アメリカ人の夫ってなんか日本人には無い異常性みたいなものがある気がしてなりません。突拍子もない行動に出たり、どこにそんなスイッチがあるんだと不思議なスイッチがあったり、

尋常ではない何か。

この方のユーチューブを見てたくさん共通点みたいなものがあって共感できました。

私が見たユーチューブは、「Kay USA」というチャンネルです。その中の

【再びシングルマザーへ】 というシリーズ全46話を2日くらいで一気に見てしまいました。すごく面白かったです。



国際結婚、アメリカ移住の経験がある方なら共感できると思います。



また、TikTokで遊びで動画を作りました。↓

@saeko178 Chip チップ #犬#dog ♬ A Musica Mais Fofa do Mundo - Bruno Portinho Trilhas para filmes




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2024年8月8日木曜日

夏の大掃除/TikTokを使ってみる

毎年恒例になりつつある夏の大掃除。

いつもはカーペットクリーナーをお店からレンタルしてくるんですが、

今年は、隣の家の大家さんがカーペットクリーナーを持っていることがわかり、借りてこられました。

ソファーのカバーも全部とって洗濯して移動させて全部の部屋のカーペットを掃除しました。

今回大家さんから借りたカーペットクリーナーはすぐにカーペットが乾いて良かったのですが、

お店からレンタルしてくるものは次の日くらいまでカーペットが濡れていて乾くのに時間がかかります。

だから毎年夏の天気がいい日にこれをやっています。

タイミング的にはこの季節なのですが、たまたま今回は犬たちが、夜中に下痢をして

カーペットを汚してしまったというのもあります。

夫と長男が大家さんの船でサーモンを釣りに行きました。

サーモンのあらでとったスープを犬のえさに混ぜてあげたのですが、犬には合わなかったようです。

犬が3匹とも下痢をしてしまいました。

家のカーペットが犬の下痢やらゲボやらで汚されてしまうのは本当に不快になります。




犬たちはサーモンのあらのスープでみんな下痢をしたものの数日で普通の便になって元気になった様子。

もともと(このブログで何度も書いていると思いますが)犬を飼うこと自体に私は大反対だったので

犬の汚したものを掃除するときは本当にストレスを感じてしまいます。





とはいっても、犬に罪はなく、犬はいつも無邪気でかわいいので

憎めません。

(←同時に舌を出した)


こどもたちがTikTokを使ってるので、その影響で私も少しTikTokを使ってみたのですが、

犬の写真をTikTokで投稿してみたら思った以上にたくさん見られて驚きました。

このブログでも紹介したかったのですが、

どうやらTikTokの写真はブログに貼り付けられないのですが、

動画なら貼り付けられるので、

最近TikTokの自動カット機能で遊びで作ってみた料理の動画をのせてみます。

7月に自分で作った料理を写真に撮って、それを自動カット機能を使って自動で作った動画です。


@saeko178

7月に作った料理 どれもこれも 何を食べても 全部美味しい😋🍴💕

♬ オリジナル楽曲 - Saeko


ツイッター(現X)は頑張って使ってみたものの、いまいち何が面白いのかわからず使うのを継続できなかったのですが、TikTokならまだ使えそうな気がしています。

まだたった3つしか投稿していませんが。。。


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