2024年12月19日木曜日

料理嫌いのアメリカ在住ズボラ主婦(46)のコロッケにまつわるエトセトラ

先日コロッケを作ったのですが、

なぜ、コロッケなどという面倒な料理をしようと思ったのかというと

コロッケを作った理由

  • コロッケの作り方のユーチューブを見た。
  • 使わないといけない揚げ油があった。

ユーチューブでコロッケの作り方を見た。

料理嫌いではあるものの、46年も生きていて専業主婦をやっていれば数える程度ではありますが、コロッケは作ったことがあります。

何度作っても「これは完璧だ!」となるような納得するコロッケを作ったことはまだありません。料理人の人がどうやってコロッケを作るのかユーチューブ動画を見てみたくなりました。のちほどそのユーチューブ動画を紹介します。

それを実践してみたくなったのと、

夫が一度だけ使った揚げ油があった。

夫から「あとでまた使うから」と言われて、そうなのかと思ってそのままにしておいたら何日も何日もずっと永遠にいつになっても使わないということは過去に何度もあったので、私が使わないとまた放置されてしまうという懸念がありました。

それもコロッケを作ろうという意欲が湧く後押しをしました。油はあともう一回使って捨てようと思ったので。

コロッケは理由がないとなかなか作ろうという気がおきません。

コロッケを作らないといけない条件が2つ以上あることが必要になります。

この他にはただ単に「コロッケが食べたい」という欲望があることでも作ろうという気持ちになることがあります。


今の季節は外を冷蔵庫として利用できる

前日のうちにコロッケの中身は作っておきました。

今は外が寒いので外を冷蔵庫代わりに利用していて、コロッケの中身(じゃがいもをマッシュして味付けしたもの)を鍋ごと外に置いて冷やしておきました。

今回は肉を入れずに(無かったので)、じゃがいもと、玉ねぎと冷蔵庫に余ってた野菜を入れました。

その他にも普段は、作った味噌汁やスープ、オートミール(作り置きしておくと楽なので)、その他にも作った料理はなんでも鍋ごと外に出しています。

冷蔵庫の中に入れるとなると、鍋は大きすぎるので容器に移してから入れないといけないのでその手間が省けるという点で外を冷蔵庫として利用するのは便利です。

見た動画の中ではコロッケの中身はキンキンに冷やしておいたほうがいいそうです。そのように前日から仕込んでおくお店もあると言っていました。

冷やしておいた方が油で揚げるときに崩れないそうです。


関係ないのですが、この日の前日の夜は外は荒れ模様で風が強く、鍋のフタが飛ばされないか少し心配になるほどでした。

夜は停電もありました。天候が荒れると停電になるという傾向があるようです、ここ最近。

先月、日本に一時帰国してアメリカに帰るときカナダのバンクーバーで乗り換えしたのですが、その乗り換えの飛行機に乗るときの気温差に本当に驚いたのです。「まるで冷蔵庫の中みたい」と思ったのがこの外を冷蔵庫として利用する発想になったきっかけです。

ワシントン州の自宅に到着しても外は冷蔵庫の中にいるみたいだと思った体感温度に変わりはありませんでした。日本は暖かかった。


コロッケ作り当日は丸める作業からスタート

冷やしておいたコロッケの中身を丸めて形を作って冷蔵庫にスタンバイさせておきます。

面倒なコロッケ作りですが、前日から用意しておくと当日の作業は楽。

丸める、卵をとく(卵は白身を切るように白身のどろっとしたかたまりをなくすのがコツだそうです)、小麦粉とパン粉を広げておく。

揚げ油の準備。それだけ。

でも、実際にここまで準備が整うと

気持ち的には戦闘モードに入ります。

ここで油の温めも同時にスタートしておきます。

うちのレンジはIHのような見た目の電気コンロなのであたたまるまでにかなり時間がかかります。

油の沸くフツフツという音が聞こえてきたので温度計ではかってみるとまだ120度くらいでした。

よく菜箸を入れて泡がブクブクと上がってくればOKといわれていますが、それで何度も失敗しているのでやっぱり温度計は確実だと思います。


アメリカにもパン粉は売ってる

パン粉はウォールマートに行ったときにたまたま見つけて買っておきました。

パン粉はハンバーグを作るときにも使うので買っておいて良かったです。

パン粉がうちにないときは、パンを粉々にして(ミキサーとかで砕いて)自分で作ったりもしたことがあったのですが、

コロッケを作るときは、やっぱり市販のパン粉のほうが上手くできるような気がします。

コロッケって今までに数えるほどしか作ったことないのですが、あまり上手にできた試しがない。


できれば作りたくないコロッケ

コロッケって、本当に作りたくない。

日本に住んでいたら、できたコロッケが売ってるので自分で作ろうなんて発想にはならないです。

できれば作りたくないと思ってるので、

いざ作ろうと思うと、まるで戦闘態勢に入るような心持ちになります。

小麦粉、溶き卵、パン粉を並べて、さあ作るぞと心構えをします。

見たユーチューブでは、

(ここらへんでその参考にしたコロッケ作りの動画を紹介します。こちら↓最初のトークから面白いです。昭和生まれの人にはわかる内容です。)



片手で溶き卵にくぐらせて

もう片方の手でパン粉をつける。

そうすればパン粉の入れ物はベタベタにならず、手に、ドロドロとした衣がまとわりつかない

溶き卵をくぐらせる作業と、パン粉を着ける作業は片手で行うのがポイントだそう。

そして、揚げてる最中は揚げることだけに集中する。

揚げる作業に入る前に、丸めたコロッケの中身にパン粉をつけるところまで完了させておきました。

以前、揚げながら衣を着ける作業を並行してやったことがあるのですが、落ち着いて揚げられずに気持ちがあせってしまってうまく作れなかったことがあります。

平穏な心でないと揚げ物は失敗するとその時思いました。


コロッケ作りの一番の難関

コロッケ作りの工程の中で一番の難関は油で揚げる作業だと個人的に思います。

過去の失敗もふまえて、今回はちゃんと温度計で油の温度もはかりました。170度。

170度になった油の中にパン粉をつけたコロッケを投入していきます。

ここが一番緊張するところです。

投入から3から4分。色合いを見て取り出します。

準備万端で挑んだコロッケ作り、今回は今まで一番うまく揚げれたように思います。


私の致命的落ち度

贅沢をいえば、揚げ物バットという油切りする道具があればよかった。

揚げ物はできればしたくないので、道具も持っていません。

どうせ買ってもそんなに使わないだろうと、買う気もおきないからです。

重ねたキッチンペーパーの上に置いたのですが、ちゃんと揚げ物用の道具もそろえたいなとアラフィフになって今更ながらに思いました。今から買っても使うのはせいぜいあと20年〜30年くらいでしょうか?80を超えてもコロッケを作るのか?(自問自答)

20代、30代で買っておけばもっと長く使えていたことでしょう。46才でまだ買っていない。

コロッケにかけるソース

日本ならブルドックソースとか、とんかつソースとかコロッケに合う美味しいソースが色々とあるのですが、アメリカには無いので代わりになるソースの候補をいくつか紹介します。


LEA & PERRINSのウスターソース(“ウォしゃしゃー”みたいな発音の仕方をします)

「アメリカのウスターソース」(←以前私の別のブログで紹介したことがあります)



バーベキューソース

肉にかけるソースですが、ソース自体が美味しいので何にかけても美味しくなります。

以前、別のブログでお好み焼きにかけて食べるのを紹介したことがあります。

「お好み焼きソースの代用にバーベキューソースの提案」


ジャパニーズバーベキューソース

コストコに売っています。

これも以前ブログで紹介したことがあります。

「ばあちゃんず ジャパニーズ バーベキューソースをレビュー!」

生姜の味がきいてるソースで、コロッケにも合いました。


あとは、醤油という手もあります。

これらは完全に好みによると思います。


いつのまにか名物に

私の育った静岡県三島市は、いつの間にかコロッケが名物となっていました。

私が子供の頃には「ご当地グルメ」なんて存在していなかったと記憶しています。

「みしまコロッケ」といい、三島市の中のいろいろなお店で売られています。

私も、先月日本へ一時帰国したときに三島駅近くの居酒屋風なお寿司屋さんぽいお店に入って

「三島丼」と「みしまコロッケ」を注文して食べました。

私の父も言っていましたが「みしまコロッケ」といっても普通のコロッケと同じ。

写真は三島丼。

コロッケの写真は撮らなかったのですが、普通のコロッケでした。

三島で採れたじゃがいもで作っているという特徴があるようです。




コロッケにまつわる脈絡のない私のおしゃべりにおつきあいいただきありがとうございます。

楽天でも売られてました!↓


みしまコロッケ 40g 8個入り



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2 件のコメント:

  1. コロッケ美味しそう。自宅でコロッケ作らないなぁ~お肉屋さんでコロッケ買ってしまう。三島コロッケね、普通のコロッケよね(笑)、でも、三島を代表するご当地B級グルメだから、何か違うのよ~(笑)甘藷コロッケは甘くて美味しいよ!

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    1. 私も日本に住んでたら絶対コロッケは家で作らない。みしまコロッケに甘藷(さつまいも)も姉妹品としてあるんだね、知らなかった。三島市のホームページにも載ってたよ。次に行ったときは探して食べてみたい。

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