ラングドシャはフランス語で「猫の舌」という意味らしいです。
ラングドシャの触った感触が猫の舌と似ているからだそうです。
再びまた作ったので覚書きとして
だいぶ昔に一度だけ作ったことがあるのですが、そのときはサクサクにならなくて失敗だったのですが、今回はうまくいったので(ちょっと焼き色が濃い目になってしまったんですが)
サクサクにするためには何が大事だったのかを考えてみたいと思います。
さまざなレシピ
まず、ラングドシャのレシピっていろいろありすぎてどのレシピで作るのが正解かは、無いと思っていいと思います。自分でさぐりさぐり、見つけ出すしかありません。
修復可能
でも、もし焼き上がってサクサクじゃなかった場合、修復は可能で低温(150℃以下の低温)で再度焼き直すことでサクサクにする方法もあります。
私の場合、焼き上がった直後はぜんぜんサクサクじゃありませんでしたが、完全に冷めたあとはサクサクになりました。
サクサクになったかどうかは、完全にさめたあとに食べて確かめる必要があります。
生地はしぼり袋に入れて
生地はしぼり袋にいれてクッキングシートを敷いた天板にしぼりだします。(この作業はユーチューブでラングドシャを作ってる動画を探して参考にしました。絞り方が動画の方がよくわかります)
この行程もしぼり袋を使わずにただスプーンですくってまるく置くだけのレシピもありました。
※1枚めの写真のハート型は娘が遊びでハートの形を作ってみただけです。
しぼりだした後の厚みもサクサクに関係する
生地を絞り出したあとの厚みも関係すると思います。
あまりにも厚みがありすぎると、サクサクにさせるためには、うすめに絞り出したものよりも焼き時間が長くかかると思います。または温度を少し高めにするなどの調節も。
なので絞り出したあとに天板を台に打ち付けてひろげるとかいてあるレシピもあります。
材料
材料からしても、卵白だけのレシピもあれば、全卵を使うレシピもあります。
薄力粉だけのレシピもあれば、アーモンドプードル(アーモンドパウダー)を入れるレシピもあります。
粉砂糖を使うレシピもあれば、グラニュー糖とかいてあるレシピも。
バニラオイルを使うレシピも無いレシピも。
分量
材料の分量は全部同じです。
卵白の重さを最初にはかり
バター、砂糖、薄力粉も全部同じ重さにする方法で作りました。
私の場合、卵白157g、バター157g、砂糖157g、薄力粉157gでつくりました。
バニラエッセンスも数滴加えました。
オーブンの温度
また、焼く温度は150℃のレシピもあれば、170℃も、180℃のレシピもあります。
焼き時間
焼く時間にしても、7分とかいてあるレシピもあれば、10分とかいてあるレシピも、15分とかいいてあるレシピも、
どれが正解でどれが間違っているのかは、自分で実際に作りながら確かめていくしかありません。おそらくどれも誰かにとっては正解なんでしょう。
バターと卵白は常温に
準備段階では、どのレシピもバターと卵白は常温にもどしておくとかいてあります。
温度差があったり冷えたままだと、バターと卵白を混ぜたときに分離がおこってしまうからです。
ハンドミキサー
バターと砂糖をまぜる最初の手順もハンドミキサーを使うレシピもあれば、使わないレシピもあります。そのあと、卵白をまぜるときもハンドミキサーを使うレシピもあれば、使わないレシピもあります。
私はどちらもハンドミキサーを使ってつくりました。
バターと砂糖をまぜるときは、白っぽくなるまでよく混ぜました。そのあと、卵白を少しずつ数回に分けて加えていき、ふんわりするまでまぜます。
私が見たレシピには卵白を入れたあとは“ふんわり”とさせるとかいてあったので、ふんわりのイメージになるまでかなりまぜました。
薄力粉を入れるタイミング
この手順も、薄力粉は最後に入れるレシピもあれば、
卵白を全部入れる前に薄力粉を混ぜるレシピもありました。
これもどっちが正解なのか私にはわかりかねるのですが、
私は薄力粉は最後に、ゴムベラでさっくりと混ぜるように入れてみました。
焼いたあとは温度を下げたオーブン内に放置
私は最初180℃で(アメリカのオーブンなので356F)10分焼いたら、まったく焼き目がつかなかったので360Fに温度をあげて、再度焼き直してみました。
クッキーの周囲の焼き色加減を見てオーブンを切って、開けて熱を逃がして庫内の温度を下げて低温の予熱で5分くらい放置してから取り出しました。
私がみたレシピにはその状態で10分放置、となっていたのですが、5分後に見てみると、焼き加減がさらに濃くなっていっていたのですぐ取り出しました。
これもオーブンの機種とかタイプとによって変わってくるんだと思います。
焼いたあとすぐに取り出すレシピもあるのですが、サクサクにするためにはしばらく(私の場合は5分程度でしたが)温度を下げたオーブン内に放置する方法がいいと思いました。
焼き色はどのくらいつけたらいいのか?
ラングドシャといえばヨックモック
このヨックモックの焼き加減がプロの焼き方なのでしょう。私もこんな色に焼きたかった。
作るのに失敗したら手っ取り早く買ってしまうという手も。
まとめ
実にいろいろなレシピがあって、全部違うので自分がやりやすい方法で作ってみました。
材料も、私は卵白消費が目的だったので、卵白だけで作り、
粉砂糖とアーモンドプードルはうちには無かったので入れていません。
うちにある材料だけでつくりました。
私の今回の失敗は焼き色が濃すぎたこと。
オーブンの温度を360Fにしたからだと思うのですが、サクサクにさせたかったのでちょっと濃い目の焼き加減にしたのですが、やりすぎました。
後日追記
356Fで10分焼き、
取り出さず、オーブンをOFFにして
そのままオーブン内に放置したままさらに10分
でこの写真の焼色になりました。
オーブンを消した後の熱でいい色になることを発見しました。だから最初に356Fで10分焼いたあとは焼色がそんなに付いていなくても大丈夫です。
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