2015年5月2日土曜日

4歳児のポリシー・釣りバカ夫

窓際でお菓子を食べる二人。
ララが着ている服。
これが前回書いた話の、ララのスパイダーマンの服です。
私が買うのを反対した服。
水色に赤って・・・
ありえない色の組み合わせ。
ララはこの服が今一番のお気に入りで、
洗濯しても乾くのを待ちきれず、
何度もベランダで乾き具合をチェックして、
乾くとすぐ着替える、
という気に入りようです。

←お気に入りの服でポーズを決めています。
髪型もボサボサがかっこいいと思っているらしく、
私がくしでとかしてあげようとしても拒否されるし、
結んであげようとしても拒否されます。

4歳にして髪型、服装にポリシーがあるらしい。困ったポリシーだけど。
夫は釣り。
昨日の夜
サーモンOR鮃(ひらめ) どっちがいい?
と質問してくるので
私が「ひらめ」と答えると、
鮃釣りにしたようです。


【釣ってきた魚を調理】
今朝、夫は朝の5時に家を出て釣りに出発しました。
ところが5時15分頃、一度家に帰ってきてバタバタしてるようでした。
私はベッドで寝ていて音だけ聞いていたのですが、
その後、私に電話がかかってきて、
夫は、車で出発しようとしたら、
ガレージの扉が開かなくて
(リモコンでガレージの扉をあけるようになっています)
タクシーで釣りに行ったんだそうです。
アパートのオーナーに、ガレージの扉が壊れていると連絡したそうです。
朝そんなハプニングに見舞われたそうです。

【鮃とたら 残りは冷凍保存】

夕方、アパートの管理人が家に来て説明。
ガレージの扉をあけるリモコンのバッテリー切れが原因だそうです。
月曜日、オフィスに持ってきてくれれば交換してくれるとのこと。

この英語、なんとか聞き取れました。

だけど、タクシーで釣りに行くなんて、
そこまでしても釣りがしたかったんだなあ、と
釣りバカ根性に敬服します。
「釣りバカ日誌」のハマちゃんみたい。


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2015年4月30日木曜日

夜のオムツはずしの練習スタート

窓のすぐ外にいい香りがする花があって、
その花のまわりをハチが飛んでいます。
賢造はそれをじっと観察して
「むし、むし」と私の手を引っ張ってきて教えてくれます。
「虫だけどこれは蜂だよ」と
「ハチ」という言葉を教えているのですが、
なかなか「ハチ」と言ってくれません。

だけど、最近、クモは「クモ」と言うので、
「ハチ」も根気強く教えていればそのうち言ってくれるでしょう。

ララは女の子なのにスパイダーマンが好きです。
私はちょっとそれに困り気味。
ターゲットに賢造のズボンを買いに行ったとき、
ララはスパイダーマンの服を見て
「これ欲しい」とパパにおねだり。
私はララに
「ララは女の子だよ、女の子の服を買って!スパイダーマンの服は男の子の服だよ!やめて!」
と。
それを聞いていたパパが
「いいじゃん、いいじゃん、ララが好きなんだから。ララの好きな物買っていいよ。」
と、その趣味の悪いスパイダーマンの服を買ってしまいました。

家に帰るとララはすぐ着替え。
まるでパジャマのように見える服です。
「それ、パジャマじゃないの?」と私が言うと、
ララは、「じゃあ、これ寝るときも着る」と言います。

夜、寝るとき、
その趣味の悪いスパイダーマンの服を着たララが
「せっかくかっこいい服を着てるのに、オムツをはくのはイヤだ!」
といつも寝るときだけ履いているオムツを拒否します。
まだ、一度だって、オムツを濡らさないで朝起きてきたことはありません。
私 「ダメ、ちゃんとおむつを履いて寝て」
ララ「ヤダ、今日はオムツをはかないで寝る」
とララと私の言い争いが始まりました。

言い争いを聞いてパパが登場。
おもらし防止用のシーツをひいて、子供用のベッドで寝れば
オムツを履かなくてOK
と言います。
ララはいつも私の隣で大人用のベッドで寝ています。
だけど、それを聞いてララは
「やったぁ!パパありがとう!」とそそくさと子供用のベッドで寝始めました。

夜中に2回、ララに起こされてトイレに付き合い、
なんと、おもらしせずに朝起きてきました。
「おお!すごいね!」と褒めてあげると
ララは見事なまでのドヤ顔。

これで毎日、オムツを履かないで寝る練習ができるな、と
私はララの成長に喜んだのもつかの間、
スパイダーマンの服を着ないで寝るときは、オムツを履くと言います。

かっこいい服を着ているときはオムツは恥ずかしいけど、
かっこよくない服を着ているときはオムツはOK
というララのおかしな感覚。

だけど、スパイダーマンの服を着させれば夜寝るときもオムツがとれる練習ができそうです。
これはいい機会になるかもしれません。


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2015年4月28日火曜日

小児科へ行く

二人は、小児科の病院に行ってきました。

この前、ララの入学手続きに行ったとき、
足りない予防接種が二つあったのでそれを打ちに。
あと、いろいろ二人の体の心配な点を相談してきました。
(賢造の言葉が遅いとか・・・)

予防接種。
日本と違って、アメリカには母子手帳がないので、
注射を打っても、お願いしない限り、何も記録をくれません。
なので、もう私にはもはや、
必要な注射を理解するのは不可能になってしまいました。
日本とアメリカで必要な予防接種の種類もだいぶ違うみたいだし。
予防接種はもうお医者さん任せにしています。(←こんなんじゃダメなんでしょうけど・・・)

日本にいるときは、必要な予防接種を自分で調べて、
自分で病院に予約して、と全部私が自分でやってました。

ララはまたポリオの注射をしてきました。
ララは日本でポリオの注射を2回してきているのですが、
アメリカでは何度もするようです。
そしてDTPも、もうこのDTPがなんなのか忘れてしまいました。
百日咳、破傷風、A型肝炎???
賢造も注射をしてきました。A型肝炎だったかな?

ララは、生まれてはじめて、注射で泣かなくなりました。
今まで毎回毎回注射するたびに、大泣きしていたララが、
今回、2本とも泣きませんでした。
成長したなあ。

二人の身長と体重も、アメリカの成長曲線の
ララはギリギリで、一番下のラインにちゃんとのっていたので心配ないとのこと。

賢造の言葉は「確かに遅いですね」とお医者さんもおっしゃっていたのですが、
まだすぐに何か対策をとる、という段階でもなさそうで、様子見。
もし、3歳になっても言葉の成長が見られないようだったら、
なんとかセラピー(言葉の発達を促すセラピー)をしましょう。ということになりました。

英語と日本語が混在する生活なので遅いのかも。
ときどき「へーい(Hey)」と言ったり「ノーノーノー(No.No.No)」と
英語を言ったりすることもあります。
数字には強い傾向があり、
1~10まで日本語で言えるし、
きょうは「3」という文字を見て「three」と英語を言っていて驚きました。

今まで以上に絵本の読み聞かせをたくさんしようと思っています。


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追記します。
親切な読者の方から教えていただきました。
アメリカにはImmunization recordという黄色いカードがあるそうです。

←このようなカード

これがあれば予防接種の記録をしてもらえるそうです。
私はなぜか、病院からこのようなカードの存在を聞かされず、
作成もされていないので、
知らなかったので、
今度病院に行ったときに聞いてみようと思っています。






2015年4月26日日曜日

ガレージセールを見物

近所に住む夫の妹の家で、
ガレージセールをやるというので行ってきました。
ガレージセールは、
アメリカに来てはじめて目にする光景でした。
日曜日に家の前に不要な物を並べて売る。
ちゃんと近くの道路にも
手作りの看板(段ボールとかで作った)を貼って
“こっちでガレージセールをやってます”
という宣伝もします。
そういう看板はしょっちゅう目にするし、
うちの近所でもガレージセールをする姿を何度も目にしています。
だけど開催する側になったことはありません。
意外とお客さんは来るようで、
午前中少しの間だけで150ドルの儲けがあったそうです。
おもちゃとか、
こどもの服とか、靴とか、いろいろ売れていました。
家族連れで来て、子供が親に
「これ欲しい」とねだって、おもちゃを買って行ったり、
おばあちゃんが孫にと服を買っていったり、
みんな楽しそうに選んでいました。
捨ててしまうよりも、また次の人の手に渡って利用されるなら、なによりです。

うちには不要なものなど無いので
こんな風に売る程、物がいっぱいあるなんて、
ちょっと羨ましいと思う半分、
こんな風にならないように慎重にお金を使わないと、
思ったりしてます。

うちに不要なものがないのは、
アメリカに引っ越してきた2年前、
ほとんどのものを処分してきたから。

私の中でアメリカへの引っ越しは人生のリセット、
そんな感覚で、
思い出のいっぱい詰まった所有物を捨ててきました。

自腹での海外引っ越しは大変で、送るより捨てる方が安く済むのです。
おかげで断捨離できて気分もスッキリ、身軽になった気分。
捨てる苦しみを味わった分、
所有する重みもわかるので、その分、買い物は慎重になります。


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2015年4月24日金曜日

海で釣り

夫が道に迷いながら、たどり着いた場所。
夫の記憶だけを頼りに家から車で
30分くらいの場所の海。
風が強くて
寒くて
そんな中で釣りをしてきました。
その真後ろはこんなきれいな景色の
住宅街。
海辺の家が建ち並ぶ場所。

道中、夫が子供の頃、
ものすごく治安が悪かったという場所を通り過ぎました。
銃やドラッグが蔓延して、
毎日誰かが死んでるような危険な場所を通過しました。
今ではそんな危険な場所ではなくなっているみたいでした。
ララのおもちゃの釣り竿と
夫の本物の釣竿。

ララのおもちゃの釣竿で、
ララは小さなサメを釣りました。
「サメ」と聞いて、ララは恐がって大泣きしました。
私もちょっと、怖かった。
小さいながらもサメの口をしている。
この海はあまりきれいな海じゃないそうで、
夫は釣った魚をまた海に戻しました。
サメの他にも、こんな、えいのような魚。
平べったい魚。
この魚は2回釣れました。
そして最後に、夫の釣竿で
何かものすごく大きな魚がひっかかったのですが、
それは大きすぎて、糸が切れてしまい、
逃げられてしまいました。
私もはじめて、釣竿を持っていて
釣れる(魚がひっかかる)感触を体験できました。

寒くて寒くて、長時間はできなかったのですが、
海まで来て釣りをするなんて普段ないことで、
貴重な体験でした。

ララは素足が出て寒そうなので、
賢造の着替え用で持ってきたズボンを
足に当てながら釣り・・・
だけど、おもちゃじゃなくて
リアルな魚(サメ)が釣れて
怖がって始終泣いてばかりでした。
釣った喜びよりも恐怖が大きかったみたいでした。

賢造も寒くて最後は私のひざに座って
私にしがみついていました。
こんなにみんな寒がっているのに、
夫は半そでTシャツ姿のままで、「寒くない」と強がっておりました。

釣りが終わって車に戻る途中で、
若いカップルが人目もはばからずいちゃついていました。
見て見ぬふりで通り過ぎればいいのに、
夫は英語で何かひやかしの言葉をかけて
二人を笑わせていました。
いちゃつくカップルにわざわざ声をかけるなんて
日本人の私には到底できないことです。


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2015年4月22日水曜日

謎の黒いマニキュア

賢造は、いつも、
パパが行くところ、行くところ、付いていって、
いつもピッタリくっついている。
トイレにまで付いて行く。
そして同じことをしたがる。
パパがひまわりの種を食べてると
賢造もひまわりの種を食べて、
種の中だけを食べることを知らないので、
種の外側が唾まみれになって吐き出されたゴミがあっちこっちにいっぱい。掃除が大変。
つい最近、夫はノートパソコンを買いました。

突如、洗面所に黒いマニキュアが置いてあります。
私はマニキュアを塗りません。
なので一つも持っていません。
なんで、黒いマニキュアが???
夫が買ってきたものだと思われます。
即座に聞きに行きました。
すると、
このノートパソコンのキーボードに
(写真をよく見てみてください)
塗ってあります。
キーボードを見なくても文字が打てる練習をしたくて、
キーボードの文字を見えなくするために、
黒いマニキュアを塗って白い文字を見えなくしたんだそうです。

そこまでしなくても・・・と私は思ってしまうのですが、、、
なぜ、黒いマニキュアを塗ろうと思ったのか、
黒いマジックだっていいのに。
夫の頭の中は私には到底理解できません。


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2015年4月21日火曜日

日本の食材・日本の文化

しば漬け、高菜漬け
これは日本の食材が売っているスーパーに行ったとき、
夫がかごに入れたもの。
普段、私が作る料理(日本料理)はあまり食べないくせに
こういう類は好きらしい。
あとラーメンも夫が大量購入した。
ラーメンに高菜漬けをのせて食べるとよく合う、
という新たな発見をしました。
たまーに、食べるとすごく美味しく感じる。
カルピス。
日本の食材が売っているスーパーで、
ララが「これ欲しい」と言い、購入しました。
水でわって飲むカルピス。
私も飲むのは子供の時以来。
私が子供のとき、飲んだカルピスは
紙で包まれたビンだったけど、
今はこういうパッケージ。
日本に住んでいるときも自分では全然買わなかったカルピス。
異様においしく感じて、子供以上に私がよく飲んでいます。




納豆も買いました。納豆は子供たちが大好き。
ごはんと一緒に食べるんだよ、と私が言っているのに、
ララは納豆だけを食べて、ごはんは別で食べている。
賢造も納豆をみると、目の色を変えて近づいてくる。
なんでこどもは納豆が好きなんでしょう???私のDNA?
ちなみに、アメリカ人の夫は納豆が大嫌い。
「ネバネバ、やぁ~だぁ」と言って、嫌そうな顔をしてみている。


心理学の勉強をしている夫が
「たいじんきょうふしょう」って知ってる?
と私に聞いてきた。
「対人恐怖症」なら知っている。
この病は日本にしかないらしいです。
日本の文化がこの病気を作ったんだそうです。
だから英語でも「たいじんきょうふしょう」というみたいです。
そんなこと知らなかったなあ、と勉強になりました。

だけど、日本文化のどういうところが「対人恐怖症」を生み出したのか
そこまではわからないけど、
世界中、どこにもない心の病を作り出してしまう日本文化って、
ちょっと独特なんだなと思いました。

夫も「日本は好きだけど、日本の文化は好きじゃない」と言っている。

去年、母が亡くなって日本に帰った時、
一か月以上、実家に滞在していました。
そのとき夫は父のいきつけの床屋さんで散髪してもらっていました。
散髪から帰ってきた夫は手に封筒を持ってて
「ヘアサロンの人がお父さんにこれあげてだって」と言いその封筒を私に見せました。
香典でした。
「お母さんの(亡くなったこと)こと話したの?」と聞くと、
「話したよ」と。

そして、父に香典を渡すと、父も
「あら、気ぃ使ってくれたね、またお返し持って行かないと」
と少し面倒くさそうな顔をしている。
それを見た夫が
「お母さんのこと、話すのダメでしたか?」と困惑気味。

香典はアメリカにはないらしく、夫は知らなかったらしい。
こういうところが、夫が「日本文化は好きじゃない」と思うのかもしれない。

結婚式、お葬式、出産、退院、新築、いろいろな場面でお金をあげる文化。
そして、それに対してお返しを贈るという文化。
当たり前のようにしているけど、
この文化をまったく知らない人にとっては
ただの面倒な行為に見えるのかもしれない。



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