2014年5月4日日曜日

日本人的感覚

 昨日、ジャスティンがアムステルダムの出張から帰ってきました。
リクエストしていたお土産。
2回目のアムステルダムなんだけど、最初のとき、ただ「おみやげ」お願いと言っておいたら、
アムステルダムはチーズが有名なんだよ
と言って、たっかい高級なチーズの塊を買ってきた。
そんなの、ジャスティンがワインと一緒に食べておわり。
私はワイン飲まないし。
で、
こんどは、ちゃんと、
コンビニで売ってるチョコレートとかクッキー、アメリカにも日本にもないようなアムステルダムのだよ
と念押しして買ってきてもらった。私はチーズよりそっちの方が嬉しい。
で、最初の写真がおみやげ。

うちに帰ってきて
「16時からノア君のバースデーパーティーに行くよ」と。
え?そーなの?知らなかった。
ノア君はバネッサさん(ジャスティンの妹さん)の子供。ララと賢造のいとこ。
トランポリンがたっくさんある遊び場でのパーティーでした。
ケーキのデコレーションが派手。日本ではちょっとみられないデコレーションだったのでパシャリ!
バースデーパーティー、アメリカ人ってこんな風にするんだあ、と目の当りにできて感激。
それにしても、バネッサさんは、ララと賢造の誕生日にはプレゼントをたくさん くれたのに、ジャスティンはノア君にプレゼントは買う必要ないと言うので、こっちはたくさんもらってるのに、それはちょっとひどくない?と言うと、
じゃあアムステルダムのチョコレートあげて
というので、そうしました。
どうも、アメリカ人的感覚が、、、というか私がどっぷり日本人だからなのか、もらってるならお返ししないと、という感覚ある。

そして今日は、
なぜかプールに行くと言い出して、4人分の水着を買いに行き、
午後からプールに行きました。

ジャスティンの思い立ったらすぐ行動っていうのは感心する。

日本人的感覚といえば、
他人のうちの冷蔵庫は開けない
というのを小さいころから親に言われているし、常識だと思ってたんだけど、バネッサさんもノア君も、当然のようにうちの冷蔵庫をあける!
ことわりもなし!
アメリカはいいの?他人のうちの冷蔵庫あけて。
ジャスティンに聞くと「いいよ」と回答。
え?ほんとに?
ジャスティンのファミリーだけなんじゃないの?と今でもまだ疑っている。


2014年5月2日金曜日

ドラえもんがきっかけで

おくるみで人形を包んで、
「ララも賢造も生まれたとき、こうやってくるんでたんだよ」
てやってあげたら、ララはそれが気に入って、こうやって一緒に寝ている。

「写真とって」
とララが言うのでパシャパシャ何枚も撮った。
くるくる表情をかえて。

ララが毎日のようにみているドラえもん。
その中でドクロ島で宝探しをする話にでてきた
“いろはにほへと ちりぬるを わがよたれそ つねならむ”
という昔の歌がなんかひっかかって
続きはなかったかなあ?とか、意味ってなんだろう?とか、
気になって調べてみたら、すごい深くて、感動してしまった。
↓これをみて
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1110440496

日本にいる母が病気で余命いくばくもない状態でいるので、それと重ね合わさって、妙に心に響いてくる。
1月に帰省したときにはピンピンしてたのに、信じられない。
帰りたくても帰れないので、気持ちの準備だけはしておこうと思う。
海外に暮らすということはそういうことなのだから。


(↓これは引用)
「わがよたれぞ つねならむ (我が世誰ぞ常ならむ)
【意味】;私の人生も誰の人生も永遠でありえようか
どんな人生でも、いつかは変貌し、破壊され、消滅してしまう。
すべてがもともとこの世に存在しない一瞬の幻想なのだから、
愛と憎しみ、幸福と不幸、そんな対立など初めから実体がないことを悟って、対立を超越したとき、人は菩薩となり仏陀となって、自分のまわりを慈悲で満たし、心と世界が極楽になります。」

大乗仏教の悟りを表したのがいろは歌なんだそうです。
すごい、すごい。
私が35年間で、これまで経験したことは、
いつかは(私が死んだら)実体のないものとなる・・・わかるわかる、そのとおりだ!
愛と憎しみ、幸福と不幸、この対立を超越するのが難しいんだろうけど、
それができれば、周りを慈悲で満たすことができるなんて、スゴイスゴイ

悟りを開くとはこういうことなんだ。

と、いうことをドラえもんがきっかけで、私も勉強することができました。

ララと賢造が食べ物や飲み物をじゅうたんにこぼしたり、服を汚したりするだけで、「また、やりあがったー!もーっ!」と怒ってしまう、許容範囲の狭い私には、悟りを開くのなんて遠い遠い先のこと・・・。


2014年4月28日月曜日

自分のことは棚にあげて

 いい写真(自己満だけど)がまた撮れた。
いつもの流れ

夕食作り

お風呂

夕食

後片付け

就寝

今日は夕食作りの後に30分くらい余裕があったので、散歩に連れ出すことにした。

ララの表情が生き生きとした写真がたくさん撮れた。
そんなに外に出るのが嬉しいのかな。

今日は午前中クリーニング屋さんに行って、そのとき三輪車にものせているし、
おもちゃ屋さんの前に陳列しているおもちゃで遊ばせたり、教会の噴水で水遊びもしている。


最近はうちでユーチューブでドラえもんをみている。
「ララはね、ばいきんマンと、スネ夫が好き」
と言うんだけど、なんでそこかなあ、と不思議。主役より脇役が好きなんて。
「なんで、スネ夫とジャイアンここにこないの?」
と質問してくる。


ちょっと前まではDVD(ポニョとかトトロ)を見るとき、英語で見てたりしたけど、最近は日本語でばかり見ている。
だからだいぶ日本語はマスターしてきている。
ジャスティンの日本語よりララの日本語の方が上手になってきている。
ジャスティンはときどきララの日本語を理解できていないし、
ララが
「これ、水で溶かしたい」
と言ったとき、ジャスティンは「とかす」の意味を知らず
「とかすってなんですか?」と私にきいてきた。

Throw投げる を、何べん言っても忘れて
「Throw日本語でなんですか?」ともう100回くらいきいてくるくせに、
「このクソガキ」とか、覚えなくていい日本語はしっかり覚えている。

そんなジャスティンの悪口を言う前に、私も英語を覚えなくちゃ。
自分のことは棚にあげて(笑)

2014年4月27日日曜日

専業主婦の夢

KABOCHA SQUASH
カボチャスクワッシュと表記されている。
いつかのブログにも書いたけど、ここアメリカでもかぼちゃはかぼちゃ。
パンプキンではない。
アメリカにくるまで知らなかった。パンプキンだとばかり思っていた。

日本にいるときは使いきれないからまるごと1個なんて買ったことなかったけど、アメリカにはかぼちゃの1/4カットも1/2カットも売ってない。
食べたければまるごと1個を買わないといけない。
それは白菜もキャベツも同じ。
アスパラだって3本や4本でなんて売ってない。20本くらいあるのかな?ふっとい束で売られている。

おかげで、保存方法について詳しくなってきた。

今日からジャスティンはまたアムステルダムに1週間の出張。
いいな、いいな、と言っていたら「バカンスじゃないよ、これは仕事だよ。なんにもいくない!!」
とキレられた。
それにしてもヨーロッパなんていいなあ。

今日から1週間、3人だけの生活。
さみしい反面、気楽さも。
夜の8時を過ぎると、「子供は寝る時間だよ」とジャスティンが不機嫌になってくるので
ララは食べるのが遅いから夜の8時に寝るのなんか不可能だ。
だから最近、お風呂の時間を1時間早めて、なんとか早く寝かせようとしている
夕方からお風呂、夕食を食べさせ、後かたづけ、を8時前に終わらせるために、あわただしくなる。

これが、ジャスティンがいないとなると、のんびりできるからうれしい。

専業主婦業を、専業主婦になる前までは、お気楽なものだと見下していたけど、
今、専業主婦歴が増してくるにつれて、お気楽なんかじゃないとわかる。
だって
ベビーシッター 兼 シェフ(料理ね) 兼 子供たちのお風呂入れ(介護職みたい) 兼 清掃業(掃除ね)、洗濯、旦那の相手とか、いったいいくつの職業を兼務してるんだ?

朝から夜まで
テレビタイムもなく、年中休みもなく、毎日毎日働いてる感じだね、専業主婦って。
子供たちが成長すれば少しは楽になってくるんだろうけど。

OL時代は結婚して専業主婦になるのが夢だった。
夢がかなって専業主婦になっている今、今の夢は、また仕事がしたくなってくる。
社会に出て働きたい。
私の場合ハードルが高くなってしまって、英語ができるようになるのが前提だけど・・・(泣)


2014年4月25日金曜日

根っからの悪

賢造
すごい堂々と歩く姿
勇ましい顔つき

まだ1歳でものごころもついてないと思うんだけど、根っからの、生まれつきのワルなんじゃないかと思う。

見た目と裏腹、やることが悪い。
図書館で、子供がいるとそばによっていって唾を吐きかける。
まったく、予想もできない悪さで度胆をぬかされる。

うちのベランダで、ボールやおもちゃを持って行っては塀の上に向かって投げて外にものを落とす、結果として私はあわてて外に出て行って拾わないといけない。

前回かいたけど、私の太ももを爪で引っ掻いて、私が痛がるのを見てケラケラ笑っている。

テーブルにのっているコップやお皿にボールを投げるとか
そのほかにもいろいろあるんだけど、これって1歳のこどもがする普通のことなのか?

唾を人にむかって吐きかけるとかはララはしなかったんだけど。

私の子供の頃は、
両親いわく、まったく手がかからなくて楽だったーと。
私の父は、私を砂場に連れていって、自分はそばのベンチで本を読んでいたとか・・・
(↑こんなんありえない!、賢造は好き勝手にどこでも行っちゃうし、ララはほかの子供のおもちゃをとったり、赤ちゃんに砂かけたりとかするし、見守ってないと、二人は何しでかすかわからないから)
ダメと言ったことはぜったいにしなかったとか・・・
(↑これも、、、、ララと賢造はダメということをしたがるし、言うことなんか全然きいてくれない)

私の子供なのに、私の子供の頃とは似ても似つかない正反対だ。
こんなこと愚痴ってもしょうがないけど、子供とはいえ、別人物なんだから。


日本に住んでるときは知らなかったけど、(釣りが趣味というのは知ってた)
先々週の土曜日(会社の人と一緒に)、先週の土曜日(ひとりで)、今週の木曜日(仕事を休んで)、そして明日も。
ジャスティンは釣りに行く。
そうそう、今年の元旦にも行った。
釣りバカ

「ハー?また行くの?」とキレると、
「サーモンのシーズンなんだよ。行かないと」(←行かないと?は~~?)
この前、でっかいサーモンを2匹も釣ってきて冷凍庫はサーモンでいっぱいになっている。
お義母さんをよんで少し持っていってもらったけど、それでもまだいっぱいある。
それなのに、
また明日も行くと言う
バカ釣りバカ、ここまで釣りバカだとは、知らなかった。

サーモンの大量消費のレシピ探さないと。


2014年4月23日水曜日

天使の顔をした悪魔

また今日も郵便局。ジャスティンに頼まれた手紙を出すだけの用事。

最近、ララは、
パソコンをテレビとつなげて、
テレビでユーチューブを見ている。

お気に入りは
ドラえもん。

ララはスーパーマンになりたいらしく、
「スーパーマンの服着たら、空飛べるかな」
と質問してくる。
 ケープコートを羽織って、飛ぼうとして
「ぜんぜん、とべない」
とがっかり肩をおとしている。

こういうとき、夢を持たせる回答をするべきか
現実を直視させる回答をするべきか、
親として悩むところだけど、私は後者で答えてしまっている。

賢造のこの、天使のような輝く笑顔。
その実態を知ったらみんな幻滅するだろう。
なぜ、こんなに笑っているかお教えしましょう。


午後になるとだんだん暑くなってくるので、私ははいているタイツをぬいで、素足にスカートをはいている。
そうすると、
座っている私のスカートの下の太ももを、賢造が爪で引っ掻いてくる。
めっちゃ痛い
みみずばれができそうな痛さ(ぎりぎりできてないけど)
「いったっ!!!」
と、衝動的に私は賢造から身を引くと、面白がって、また爪で太ももを引っ掻いてくる
「やめて!いたいってば!」
と本気で逃げて拒否すればするほど、面白がっておいかけてくる
そのときの笑顔がこの顔だ!
悪魔だ。

天使のような顔をして悪魔のようなことをしてくる。
しかも手には私のつくったカボチャマフィン(チョコチップ入り)。
食べもしないのに、握って離さない、
チョコでベタベタになった手で絨毯やクッションを触るから汚れるしもう掃除が大変。

http://cookpad.com/recipe/1402522
↑そのカボチャのマフィンのレシピ
これも、すっごくおいしくて何回も作っているレシピ。
かぼちゃを買うと必ず作るお気に入りのレシピ。


2014年4月22日火曜日

公園に行くのも楽じゃない

行かなきゃよかった、公園に。
昨日、もう行くまいと決めていた公園に行ってしまった。
もうたぶん1か月以上は行っていなかったと思う。
(その理由は過去のブログに書いてます。)
ララに
・よその子のおもちゃをとらない。
・水で遊ばない。
このふたつを約束させ、行く直前にも再度、
「約束まもれる?」と確認してから行った。

それなのに・・・・
 こんどは、
賢造は、上の写真のぶらんこから降りたがらない。降ろそうとするとイヤだ、イヤだと暴れだす。
しかたなくのせていると、(幸運にもこの日はぶらんこに乗ろうとする他の子はいなかった)眠りだす。
「眠いならもう降りて帰ろう」
と言って、降ろそうとすると、またイヤだイヤだと暴れだすのくりかえし。

その間、ララはというと・・・
よその親子にからみだす。

ララよりも少し小さな金髪のかわいらしい女の子が気に入ったらしく、その子にからみだす。
ハグしたり、一緒に遊んだりしている。
はじめはその子のお母さんもうれしそうにしていたけれど、
おやつをもらったりしてるので、ララに
「ちゃんとありがとうって言った?英語で言うんだよThank youって」
と言うようにうながして
そのうち、ララはその子のお母さんのイヤリングを触りだしたりしている
これはイカンなあと、嫌がる賢造をむりやりブランコから降ろして、

暴れている賢造をむりやりベビーカーに座らせ、←これもかなり苦労した
ララの方に行ってみると、
もうダメだよ、という仕草をしているにもかかわらず、ララはお菓子をもらおうとしている!
私はあわてて「ララ!帰るよ!」と叫び、その子のお母さんに
「Thank you for playing with her.」
と言うと、英語で
「いえいえ、この子がきてくれて楽しかったわー」的なお世辞の、返事が返ってきた。
なんていい人なんだあと感動したのは束の間。
ララはその親子から離れようとしない。
「ララ!もう帰るよ!」
と言ってもダメ。
何度いってもダメ。
もう最終手段にでるしかない。

「イヤだ、まだ遊ぶ」と言うことを聞かないララの腕をつかんで出口の方に向かって歩き出した。
ララは泣きながらまたその親子の方に駆け寄っていく。
もう仕方ない。

いやがり、ジタバタ暴れるララを片手で抱きかかえ、片手でベビーカーを押し、連れて帰ることにした。
その間、ずっとララは大声で泣き
「まだあそぶー、まだ帰りたくないーーー!」
と叫び
周りの人たちの注目を浴びてしまう。
みんなの視線が私の方に。気の毒そうね~、と憐みの表情を浮かべている。

今、思い出しても最悪な状況だったー。



3枚目は今日の写真。
今日は午前中、めっちゃ寒かったー。郵便局に行った写真。

2枚目のすごい顔のララの写真は、暴れるララを片手で抱きかかえながら少し離れた(例の親子から)ところまで来たとき、ララは「自分で歩く~」と言うので降ろしたら、この顔で、
「まだ遊ぶー、まだ帰りたくない」と言い続けるので、
「その顔、写真に撮ってあげる」と言って、、、、そうすれば少し、いい顔するかなあと思ったけど、ダメだった。