2018年11月22日Thanksgivingの日に3人目を出産しました。
その記録を忘れないうちに書いておこうと思います。
写真は妊娠24週のとき、34週のとき、38週のときに
自分のお腹の大きさを撮ったものです。出産は40週と1日でした。
みんなからよく「小さい」と言われたお腹ですが、
実際に生まれた赤ちゃんは2570グラムでした。
3人目ですが、アメリカでの出産は初めてで、
無痛分娩を経験したのも初めて。
そのあたりのことを詳しく書こうと思います。
無痛分娩だったので一番辛かったのは陣痛でした。
その陣痛が始まったのは11月21日の夜9時前くらいから。
その時点では20分間隔くらい。
陣痛だと気が付く前は、おしりが痛いときがあると感じ始めていました。
夜9時くらいに始まった陣痛のせいで、全然眠れず。
記録しておいた陣痛の間隔では
夜9時台には5回、10時台には5回、11時台には6回、
0時台には7回、
その位のとき、夫が病院に電話をします。
すると「5分間隔になったら来てください」と言われます。
間隔はまばらでした。
1時台には6回、2時台には5回。
その時最後の間隔が5分、4分となったうえ、少量ですが出血しました。出血があったことを病院に連絡して、病院に向かいました。
ところが、病院では陣痛の間隔が遠のいてしまったうえに、
子宮口はまだ4センチだと言われます。
陣痛も病院内では20分とか25分とか、間隔があいてしまいます。
お医者さんから「ここで2時間待って、子宮口がもっと開いたらこのまま入院、まだ進行が遅いようならお家に帰ってください」と言われます。
結局朝5時半頃、家に帰る羽目に。。。
夫と子供たちは夜中の2時過ぎに起こされたので
このあとみんな爆睡します。
私も眠かったので寝たかったのですが、
朝6時台には4回、7時台には4回と陣痛がくるたびに目が覚めてしまいます。8時台には4回、9時台には5回。
10時台4回、11時台5回、12時台4回、午後1時台4回。
というようになかなか5分間隔にならないまま。
夫は私が出産のとき子供たちと病院に行くつもりだったのですが、それは難しいと判断して、
朝には夫のお父さんが、午後には夫の妹がうちに来ます。
寝袋を準備して、その日うちに泊まる準備をして来ました。
私はなかなか狭まらない陣痛間隔だったので、今日中に出産できるかどうかわからないのに、夫の家族たちがうちに来てしまったので、早く5分間隔の陣痛がこなくてはとプレッシャーを感じ始めます。
その後、午後2時台6回、3時台7回、4時台7回となってきます。
その日11月22日木曜日はサンクスギビング。
夫の妹が家に来て料理をしてくれることになりました。
夫も自分の料理の腕前を見せてあげると言い、買い物にでかけて食材を買ってきました。私がベッドルームにこもって陣痛に苦しむ中、リビングでは子供たちがいとこたちとグランパと遊び、キッチンでは夫の妹と夫が料理をしていました。
陣痛はその後午後5時台には8回と最多に増えました。
夫が作ったクリームパスタとステーキ、夫の妹が作ったエビの料理を食べたところで陣痛間隔は今までにない4分間隔だったり、3分間隔、2分間隔というのが来ました。
そこで夫が病院に電話をして病院に向かいました。
私はまた陣痛間隔が遠のいてしまうことが心配だったのですが、
その日のうちに病院に向かえると思うと嬉しかった一方、
陣痛の痛さが今までにないくらい最強の痛みに変わっていました。痛さが絶頂に達していました。
無事、病院では入院が認められました。
子宮口は6センチと言われ、夜中に病院に行ったときからたったの2センチしか開いてないんだと少しがっかりします。
夫には病院に行ったらすぐepidural (無痛分娩の麻酔)をしてくれるようにお願いしてと言っていました。
ところが、それよりも先に、まずはリラックスするための点滴をつけられ頭が少しボーっとします。さらに少しだけ痛さが和らぐという点滴も追加されたのですが、肝心のepiduralは「もしかしたらそれをするよりに先にお産の進行が進んでしまったら間に合わないかも」なんて言われます。
でもそうこうしているうちにepiduralをしてくれる人が到着。
epiduralのリスクの説明をされた後でようやく背骨のあたりにチクっとする注射の感覚が‼
そこから以降は夢のような信じられない状態に!
陣痛の痛さが無くなり、さらに下半身の感覚がなくなります。
あの痛い子宮口の大きさをチェックするグリグリの診察ですらまったく痛くありません。あの恐怖の診察が痛くないことに感動!
子宮口は7センチまで開き「あと2時間待ちましょう」と言われます。その間は眠さでウトウトしてたのでひたすら目を閉じて2時間経つのを待ちました。その間にピーナツボールというボールを足の間に挟まれますが、まったく足の感覚がないためになんとも感じません。
2時間たった夜11時頃、二人のナースが私の子宮口をチェックして「10センチまで開いた」と判断します。その時点で夜11時くらいになっていました。
そこからはいきみの練習を1回して、5回目のいきみで赤ちゃんが誕生しました。
上二人の自然分娩のときは、もうその時点ではすさまじい痛さに耐えていたので赤ちゃんを見る余裕はなかったのですが、今回は違い落ち着いて冷静になって自分の中から出てくる赤ちゃんを観察することができました。
産まれたての赤ちゃんは思ったほど血はついていなくて
タオルでさっと拭き取るだけで私の胸に抱かせてくれました。
下半身の麻酔epiduralのすごさを体感できました。その後もどこも痛くなく、麻酔がきれてからも体調は良好で、次の日退院しました。
病院の朝ごはんと昼ご飯の写真も載せました。無痛分娩を体験してしまうと、もう自然分娩に戻ろうとは思わないはずです。すごく楽な出産に感動しました。
過去二人の日本での自然分娩の記録です↓
長女2010年10月「壮絶な出産体験」
長男2012年8月の「二人目の出産を振り返って1~8」
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